増毛の基本知識
髪の仕組み
髪の毛の構造と発毛の仕組みについて、どうなっているのかを説明します。増毛する上で知っておくとよい知識です。
髪の毛は皮膚(頭皮)の外側に出ている部分(毛幹:もうかん)と、皮膚の毛穴から下の隠れて見えない部分(毛根:もうこん)があります。毛はケラチンと呼ばれるたんぱく質できています。毛の中心を髄質(ずいしつ)、それを皮質(ひしつ)が取り巻いており、表面には毛小皮(もうしょうひ)(キューティクル)と呼ばれています。
皮膚は表面から順に内側に向かって角質層・表皮層・真皮層・脂肪層(皮下組織)という構造になっています。絶えず、内部で成長した若い細胞が下から表面へ盛り上がっていき、古くなった細胞は表皮から剥がれ落ち、フケとなります。
表皮部分の角質層には、髪が生えてくる毛孔(もうこう)と、汗を流す汗孔(かんこう)と呼ばれる小さな穴が空いています。頭皮の内側部分の毛根部分には、皮脂腺と呼ばれる袋状の器官があり、そこから皮脂が分泌されます。皮脂と呼ばれる脂分は、頭皮の表面に潤いを与え、髪を保護する役割を持っています。
また、髪の毛の付け根(毛乳頭)の周りでは毛母細胞が細胞分裂を繰り返して毛根が生成されています。さらに、毛乳頭は下部の神経線維や毛細血管と繋がっているため、必要な栄養分やホルモンを毛細血管から受け取って、髪の毛の成長を促しています。以上のことから、髪の毛を成長させるための、発毛や育毛では毛根の中心部にある毛乳頭と毛母細胞、及び皮脂腺の働きが関係しています。